eFaxは日本のみならず、世界中で数多くのユーザーがいるグローバルなインターネットFAXです。
インターネットFAXとは、従来のFAX機器と比べて、送受信のプロセスや、送受信に必要となる機器など、大きく異なりますが、料金面でも大きな差があります。
従来のFAX機器は紙に印字された文書をベースとして送受信を行う物理的な装置なので、送信から受信まで各所にムダが多く、ペーパレスが当たり前のインターネット社会においては化石のような存在です。
しかし、業種によってはFAX機を今だに現役で稼働しているケースもよくありますので、なかなかFAX機を切り捨てられない方も多いと思います。
こちらでは、eFaxの料金体系を調査し、FAX機と比べてどれほどコスパが優れているかについて解説していきます。
eFaxの基本的な料金体系は、以下のようになっています。
eFaxの基本的な料金体系
①初期設定費用
初期設定費用(登録手数料)は1,000円(税別)です
②基本料金
料金プラン | 料金(税別) |
---|---|
月払いプラン | 1,800円/月 |
年払いプラン | 18,000円/年 |
③受信枚数に応じた追加料金
月間の受信ページ数 | 追加料金 |
---|---|
150ページまで | なし |
151ページ目以降 | 10円/ページ |
④送信枚数に応じた追加料金
月間の送信ページ数 | 追加料金 |
---|---|
150ページまで | なし |
151ページ目以降 | 10円/ページ(国内) |
A4用紙1枚の文書を送受信する場合でも、文書内容が細かく、長い通信時間を要する場合には、カウント方法が異なります。
送受信時間とページカウントについて
送受信にかかる通信時間 | 実際のカウント数 |
---|---|
60秒まで | 1枚 |
60秒超過~120秒まで | 2枚 |
120秒超過~180秒まで | 3枚 |
※以降60秒超過ごとに1枚カウント数を追加
eFaxの料金は非常にシンプルなことが分かりました。
それではeFaxとこれまでのFAX機の運用コストはどれくらい違うのか比較してみたいと思います。
以下の表は、eFaxと一般のFAX機で、それぞれ一ヶ月に150枚の送信と150枚の受信を行った場合の月額費用の比較です。
費用項目 | eFax | FAX機 |
---|---|---|
FAX機本体代金 | - | 19,600円 |
月額基本料 | 1,800円 | 2,625円 |
通信料金(送信) | - | 2,924円 |
通信料金(受信) | - | - |
インク・紙代 | - | 900円 |
電気代 | - | 450円 |
その他 | - | メンテ費用等 |
総費用(月額) | 1,800円 | 26,499円 |
上表のFAX機本体代金は、大手コピー機会社に依頼して、コピー・FAX兼用機種を5年リースで実際に見積を出していただいたものです。
このように比較してみると、通信料金や電気代、インク・紙代もさることながら、FAX機本体にかかるコストが非常に大きいことが分かります。
個人での使用や、個人事業主などの小規模組織の場合は、FAX機を家庭用のものにするなどして、もっとコストを抑えることはできますが、やはりインク・紙代や電気代はかかりますし、なんといっても、初期設定をしたり、用紙を補充したり、インクを交換したりと、細々としたメンテナンスがなにかと手間がかかります。
どうしても受信した文書を紙に印字する必要があったり、用紙に手書きで記入したものをFAX送信したいということであればFAX機は非常に便利ですが、そうでないのであれば、料金比較的にも、メンテナンスの労力比較でみても、圧倒的にeFaxのコストパフォーマンスが優れていることが分かると思います。
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