eFaxは、世界規模で数多くの利用者がいるインターネットFAXです。
eFaxを使えば、FAX専用機や電話回線がなくとも、PCやスマホからFAXの送受信が可能となります。
eFaxでは、送信したいFAX文書(PDFファイルやワードファイル等)をEメールに添付し、eFaxのサーバーにメール送信するだけで相手にFAX送信できます。
ただ、デフォルトでは、FAX文書本体の前にA4×1枚のファックス送付状が送信される設定となっています。
eFaxの料金体系では、送信したページ数に応じて月額料金が増えていきますので、送信枚数を節約するためにファックス送付状を省略したい方も多いと思います。
こちらの記事では、eFaxでFAX送信する際に、ファックス送付状を省略する正しい方法について、詳しく解説いたします。
eFaxの送信ページ数を節約したい方は是非ご覧ください。
はじめに、ふつうにEメールの表題と本文を記載した場合に、どのようになるか確認しておきます。
まずは、表題と本文をしっかり記入し、FAX文書本体である「案内文書.pdf」を送付するケースで考えます。
メールソフトでの記載内容は下記のようになります。
このメールを送信した結果、送信先のFAXには次のような送付状が1枚目に届きます。
ファックス送付状を添付したい方はこの方法で送信すれば大丈夫です。
では、Eメールの表題と本文をどちらも記入せずに送信した場合はどうなるでしょうか。
宛先を入力し、FAX文書本体である「案内文書.pdf」を添付だけして送信するケースです。
メールソフトでの記載内容は下記のようになります。
このメールを送信した結果、送信先のFAXには次のような送付状が1枚目に届きます。
このように、Eメールの表題と本文を省略して送信しても、送付状は送られてしまいます。
Eメールの表題と本文を省略すれば送付状も省略されるだろうと考えがちですが、それでは送付状は省略されないのでご注意ください。
ではファックス送付状を省略するためにはどのようにすればよいのでしょうか。
その方法は簡単で、Eメールの本文に{nocoverpage}と記入すればよいのです。
具体的には下記のように、表題は省略し、本文に「{nocoverpage}」とだけ入力し、送付したいFAX文書本体を添付して送信すればOKです。
このメールを送信すれば、下記のように、送信先のFAXにはファックス送付状のない本文のみが届きます。
以上が、eFaxでファックス送付状を省略する正しい方法の解説になります。
インターネットで検索すると「Eメールの表題と本文をどちらも記入せずに送信すれば送付状を省略できる」と紹介された記事も見かけますが、それは間違いですのでご注意ください。