eFaxのトラブル|送信できない・受信できない原因をズバリ解決

eFaxの送受信トラブルの原因を詳しく解説

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eFaxは世界中のビジネスシーンで活用されており、日本国内でも高機能・高コスパのインターネットFAXとしてよく知られています。

eFax紹介画像

ファックスというのは、そもそもEmailやLINE等のSNSとは全く伝達のプロセスが異なり、電話回線を経由してデータを送受信しますので、なにかとトラブルが起きやすいものです。
こちらの記事では、eFaxを利用する際に、送信できない・受信できないなどのトラブルが起きたときの原因や解決策について、詳しく解説いたします。

 

まずはサービスの不具合が発生していないかチェック

eFaxは便利なサービスですが、サーバーがアメリカにあることもあって、ときどき通信不具合が発生することがあります。このときに、eFaxの公式サイトやツイッターなどで告知してくれればすぐに判断できるのですが、日本語版公式サイトでは不具合情報等の告知がされていません。なので、いつもどおりに使用しているのに、eFaxが送信できない・受信できないなどのトラブルが発生した場合、まずは不具合情報が出ていないか確認しておきましょう

 

eFaxの不具合情報を確認する方法は2つあります。

公式サポートに電話をして確認する。
ツイッターで検索してみる。(eFax 不具合」「eFax 障害等のキーワードで)

①の公式サポートに電話をするのが王道ですが、電話が繋がりにくかったり、国内のサポートが不具合状況を正確に把握できていない場合には、結局不具合があったのかどうか情報が掴めないこともあります。なので、まずは②のツイッター検索で調べてみることをオススメします。検索時のキーワードは「eFax 不具合」「eFax 障害」などで調べてみれば、不具合が発生しているときには何件かツイートが見つかると思います。

 

ちなみに、下記画像は過去の不具合情報のツイートから引用したものです。最新の情報ではありませんので、最新の不具合状況を知りたい場合は、直接ツイッターにアクセスして検索してみてください。

eFax不具合ツイッター

なお、サービス自体の不具合が発生していることが分かった場合は、ユーザー側では対処のしようがありませんので、不具合が解消されるまで待つか、緊急の場合は据置型のFAX機を利用したり、コンビニのFAXサービス等を利用するなどして急場をしのぐことをオススメいたします。
不具合によるサービス中断が不安な方は

 

送信できない原因について

eFaxからFAX機器向けに送信したファックスが届かない場合は、大きく分けて2つの原因が考えられます。

 

送信側のパソコンからeFaxサーバーに届く過程に原因がある場合

①eFaxに登録していないメールアドレスから送信している

eFaxを使ってファックス送信する際にはEmailを使いますが、あらかじめeFaxサーバーに自分のメールアドレスを登録しておく必要があります。
eFaxサーバーはメールアドレスによって送信者を特定しますから、eFaxサーバーに登録していないメールからファックス送信しようとしても、「送信者不明(未契約者扱い)」となって弾かれてしまいます。
この場合は、eFaxサーバーに登録してあるメールアドレスから送信しなおすか、送信用として使いたいメールアドレスをeFaxサーバーに追加登録する必要があります。
なお、eFaxサーバーには送信時に利用できるメールアドレスを最大5件まで登録することができます。

送信メールアドレス登録画面

 

②メールソフトの送信動作が完了していない

メールソフトの設定によっては、送信ボタンを押しただけではすぐに送信動作に入らずに、送信トレイに保留される場合もあります。
この場合は「送受信ボタン」等を押さなければ、Emailの送信が実行されません。
EmailがeFaxサーバーに送信されなければ、もちろんファックス送信作業そのものが始まりませんので、メール設定はあらかじめ確認しておくことをお勧めします。

 

③お使いのパソコンがインターネット回線につながっていない

なんらかの理由で、eFaxを送ろうとしているパソコンがネット回線に繋がっていない場合には、もちろんEmailも送信できませんので、ファックス送信ができません。
普段問題なく使えているパソコンであっても、メンテナンスなどの理由で一時的に接続が不安定になったりすることはありますので、注意が必要です。
ただ、eFaxではファックスの送信に成功した場合は送信確認通知というメールが3分程度(A4サイズ1枚を送信した場合)で届きますので、メールが届かなかった場合のみ原因を探ればよいと思います。

 

④添付ファイル(送信原稿)のファイル形式が非対応

eFaxでは送信原稿を添付ファイルにして、eFaxサーバー宛にEmail送信することでファックス送信が可能になります。
ただし、送信原稿のファイル形式がeFaxサーバーで認識できないものであった場合は、送信に失敗します。
eFaxの場合は、汎用的な画像ファイル形式であるPDF・JPG・PNG・TIFに加え、ビジネスシーンで最も多く使われるマイクロソフトオフィスの各ファイル形式(ワード・エクセル・パワポ)にも対応しています。
もし、送信失敗する原因が分からない場合は、ファイル形式が非対応でないかどうかも確認してみてください。

 

eFaxサーバーから相手方のファックス機に届く過程に原因がある場合

①相手先の電話回線が通話中

ファックス不達で最も多い原因が、この通話中です。
一般のファックス機器は電話回線を使用してデータを送受信しますので、一度に一つの相手先としかやりとりができません。また、一度ファックス通信を始めると、短くても3分、長い場合には10分以上通信していることもあります。
このように相手先のファックス機器がアクティブ状態で電話回線を使用している状態のときは、当然ながら通話中扱いとなり、ファックスは不達となります。
eFaxの場合は、送信相手が通話中等で送信完了できなかった場合は、4分後に自動的に再送信を行います。再送信は3回まで行ってくれますので、よほど長時間の通話中でなければ、どこかのタイミングで送信成功する場合が多いと思います。
ただし、相手先が非常に多くの対象者に一斉ファックス等を行っていた場合、数時間にわたって通話中が続くような場合もありますので、そのときは少し時間をあけて、再送信することをおススメします。

 

②FAX番号を間違えている

次に可能性として高いのが、FAX番号の間違いです。
eFaxの場合は、メールの宛先として送信したいFAX番号を入力します。その際、eFax独自のルールがありますので注意が必要です。
例えば「03-1234-5678」という番号宛にファックスを送りたい場合、eFaxサーバー宛に送るメールアドレスは「81312345678@efaxsend.com」となります。
この宛先メールアドレスに変換する手順は、最初は少しとまどうと思いますが、次の手順に従って変換すれば簡単です。

(1)相手先電話番号の最初の0を削除して、代わりに81(日本の国番号)を入力する。このとき、ハイフンはすべて削除して数字のみを入力すること。
(2)(1)で入力した数字の後に「@efaxsend.com」を付ける。

この2ステップでファックス番号をeFax送信用のメールアドレスに変換できます。Emailは1文字でも間違えると正しく届きませんので十分ご注意ください。
一度送信したメールアドレスは、メールソフトのアドレス帳等に登録しておけば、次回送信する際は非常に簡単に送ることができます。

 

③相手先の電話回線種類によっては送信できない場合や送信が安定しない場合がある。

日本国内の電話回線は光回線などの参入により、複数のタイプが混在しているのが現状です。
そのため、相手先の電話回線種別やFAX機の規格によっては送信できない場合や、送信が安定しない場合があります。
公式サイトではeFaxからの送信に関して次のように記載があります。

eFax公式サイトより引用》
※日本国内および国外のフリーダイヤル及びナビダイヤルへの送信には対応しておりませんのでご注意ください。
※050番号は市外局番(03, 06など)を用いる電話サービスとは品質が異なるため、Fax信号が正しく伝送されない場合がございます。
※一部のG4(デジタル回線)へは送信できない場合がございます。
※一部のひかり電話回線は、Fax信号が正しく認識されない場合がございます。
※音声ガイダンス、あるいは手動切り替えタイプのFax機へは送信できない場合がございます。Fax自動受信への設定が必要です。

 

④相手先のファックス機にトラブルが発生している。

相手先の電話回線が通話中でない場合でも、相手先のファックス機器にトラブルが発生している場合には送信できない場合があります。
よくあるファックス機のトラブルとしては次のようなものがあります。

(1)用紙切れやトナー切れのため作動が一時停止している。
(2)電話回線が抜けていたり、ファックス機の電源が落ちている。

 

受信できない原因について

FAX機器からeFax番号宛に送信されたファックスが届かない場合は、以下の原因が考えられます。

 

①eFaxへの登録メールアドレスが間違っているか、普段使っているメールアドレスと異なっている。

自分のeFax番号宛に送られたファックス文書は自動的にPDF文書に変換され、申込時に登録したメールアドレス宛に添付ファイルとして送信されます。
この申込時のメールアドレスが間違っていたり、または普段使っているメールアドレスと異なっている場合は、メールを受け取れない可能性があります。
eFaxに登録しているメールアドレスを確認するには、eFaxアカウントページにログインし、「アカウントの更新」メニューから「受信電子メールアドレス」欄をご確認ください。
なお、eFaxでは、最大5つまでFAX受信用のメールアドレスを登録することができます。

受信メールアドレス登録画面

 

②迷惑メールとして振り分けられている

メールソフトによっては、自動的に迷惑メールやプロモーションメールを判別し、別フォルダに振り分ける機能を有しているものもあります。
自分のeFax番号宛に送信してもらったファックス文書がEメールとして届かない場合、メールソフトの設定を確認し、別フォルダに振り分けられていないか確認してみてください。

 

③送り主がG4規格のファックス機を使用している

eFaxでは受信時のトラブルはそれほど多くなく、一般的なG3規格のファックス機からの送信文書はほとんど問題なく受信できます。
ただし、一部のG4規格(ISDN回線用)ファックスから送信されたものは、受信できない場合があるようです。
ファックス機の規格や回線の相性が原因で受信できない場合は、eFaxサーバー側では対処が難しいので、送信者側にG3規格のファックス機で送り直してもらうか、eFax以外の受信手段を検討する必要があります。

 

どうしても不具合を避けたいなら国内サービスへの乗り換え検討も

eFaxは世界中で広く利用されており、インターネットFAX業界におけるデファクトスタンダートといえるサービスですが、サーバーがアメリカにあるためか、ときどき不具合が発生します。加えて、不具合情報などの「最新のお知らせ」に関する日本語対応がやや弱いため、ビジネスで利用している方は予期せぬ不具合に困ってしまった経験をお持ちの方もおられると思います。

 

どうしてもeFaxの不具合状況に納得がいかない場合は、国内事業者が国内サーバーで運用しているインターネットFAXへの乗り換えを検討するのも一手かもしれません。国内にもインターネットFAXを運用する会社は数多くあるので、どれを選択すればよいか迷うようでしたら、老舗の「日本テレネット株式会社」が運用する「MOVFAX」というインターネットFAXがオススメです。

 

日本テレネット株式会社は通信事業者として1985年に設立され、35年以上もFAXサービスに関わってきたため、国内のFAX通信におけるノウハウは他社を凌駕しています。そうした企業実績の裏付けもあって「MOVFAX」は、2019年にサービス終了となった「BizFAXストレージ&リモートサービス(NTTコミュニケーションズ)」の同番移行先(公式な後継サービス)として運用されることとなりました

 

MOVFAXは国内向けのサービスですので、公式サイトも日本人向けにしっかりと運用されており、障害情報やアップデート情報もしっかり記載されていますが、そもそも不具合はほとんど発生しておらず、非常に安心して使えるインターネットFAXです。月額料金も手頃(税込1,078円~)なので、もしeFaxの代替サービスをお探しでしたら、国内で安定した運用実績のある「MOVFAX」を試してみることをオススメします。

 

MOVFAXにご関心のある方は、ぜひ下記の公式サイトリンクから最新のプロモーション情報をご確認の上、導入をご検討ください。

 

まとめ

eFaxに限らず、ファックス通信においては、回線の使用中などの原因で送受信が不達になることはよくあります。
一般的なファックス機の場合、電話回線は一本のみを使用することがほとんどですので、一度送受信が始まると、その間は他の通信相手とは完全に不通状態になってしまいます。
一方で、eFaxなどのインターネットFAXの場合は、FAXサーバーが一括で送受信処理を行いますので、一本の電話回線に依存するファックス機のように不通状態になることはほとんどありません。
その意味において、インターネットFAXは一般的なファックス機器に比べ、電話回線特有の不通トラブルに強いファックス手段であると言えると思います。
ただし、eFaxは米国にサーバーを持つグローバルなサービスのため通信障害が発生することがあります日本国内での利用がメインで、とにかく通信の安定性を求める方は、国内の老舗業者が運営するインターネットFAXを選ぶのも一つの選択肢だと言えるでしょう。

 

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